検診MMG で検出不能であった,触知可能で広範な40代の乳癌の1例

検診MMG で検出不能乳癌は10%前後あり,そのうち数%が触知可能と報告されている。触知可能乳癌がMMG 検出不能である主な原因は,40代等若年齢や高濃度乳腺であり,MMG 単独検診では40代女性の乳癌を見落とす可能性がある。今回,検診MMGでは検出不能であったが触知可能であり,超音波検査で広範なDCIS が疑われ,CNB で診断が確定した40代乳癌症例を経験したので報告する。...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2017, Vol.26(2), pp.209-213
Hauptverfasser: 三輪, 教子, 小林, 美和, 山本, 晴加, 神戸, 誠, 坂口, 俊也
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:検診MMG で検出不能乳癌は10%前後あり,そのうち数%が触知可能と報告されている。触知可能乳癌がMMG 検出不能である主な原因は,40代等若年齢や高濃度乳腺であり,MMG 単独検診では40代女性の乳癌を見落とす可能性がある。今回,検診MMGでは検出不能であったが触知可能であり,超音波検査で広範なDCIS が疑われ,CNB で診断が確定した40代乳癌症例を経験したので報告する。
ISSN:0918-0729
1882-6873
DOI:10.3804/jjabcs.26.209