P-088 マンモグラフィにおける構造化レポートの開発と有用性

【目的】マンモグラフィではガイドラインにある腫瘤と石灰化のフローチャートに基づいてレポート作成を行ってきた. 当院ではCT, エコー等で構造化レポートを開発してきており, その技術をマンモグラフィのレポート作成に応用し, 所見をテンプレート化・構造化することで, 表現の標準化及びレポートの作成支援, 入力データの解析を可能にすることを目的とする. 【方法】フジフィルムメディカルと当院で共同開発したテンプレートをレポーティングシステムに導入することで, 様々な画像所見を選択式で作成可能にする. また, 選択された語句が標準的な文章になるように自動修正を行う. 【結果】構造化レポートを用いることで...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2011, Vol.20 (3), p.375-375
Hauptverfasser: 高木理恵, 小野里依, 黒田晴美, 山田香織, 田尻智美, 松井さくら, 出田知世, 安田剛
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】マンモグラフィではガイドラインにある腫瘤と石灰化のフローチャートに基づいてレポート作成を行ってきた. 当院ではCT, エコー等で構造化レポートを開発してきており, その技術をマンモグラフィのレポート作成に応用し, 所見をテンプレート化・構造化することで, 表現の標準化及びレポートの作成支援, 入力データの解析を可能にすることを目的とする. 【方法】フジフィルムメディカルと当院で共同開発したテンプレートをレポーティングシステムに導入することで, 様々な画像所見を選択式で作成可能にする. また, 選択された語句が標準的な文章になるように自動修正を行う. 【結果】構造化レポートを用いることで, 画像所見の標準化とデータベース化が可能であった. また, テンプレートがあることで, 初学者のための読影支援にも寄与し, 教育効果が得られた. 【考察】レポートの構造化を行うことで表現の標準化が可能になった. また, 入力された内容はデータベース化されて保存されるため, 後の分析等に容易に用いることが可能である.
ISSN:0918-0729