P-029 当院の自己検診指導の試み―アンケート結果
【はじめに】当院ではオリジナルの自己検診ビデオを作製し, 2009年1月より乳腺外来受診者に視聴して頂いている. 内容は自己検診の必要性と方法, 乳癌マンモグラフィ画像や腫瘤径別生存率等の乳癌知識を約10分にまとめた. 2年経過しアンケート調査を実施した. 【方法】アンケート内容は, ビデオがその後の自己検診に役立っているか, 視聴前後の自己検診の実施状況, 視聴後の自己乳房の理解度, 現在の自己乳房の「何か触れる部分」の意識の有無等である. 対象は2009年1月より当院でビデオ視聴し, 2011年に再診, 協力頂けた方である. 【結果】ビデオ内容については「興味あった」, 「判り易かった」,...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2011, Vol.20 (3), p.361-361 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【はじめに】当院ではオリジナルの自己検診ビデオを作製し, 2009年1月より乳腺外来受診者に視聴して頂いている. 内容は自己検診の必要性と方法, 乳癌マンモグラフィ画像や腫瘤径別生存率等の乳癌知識を約10分にまとめた. 2年経過しアンケート調査を実施した. 【方法】アンケート内容は, ビデオがその後の自己検診に役立っているか, 視聴前後の自己検診の実施状況, 視聴後の自己乳房の理解度, 現在の自己乳房の「何か触れる部分」の意識の有無等である. 対象は2009年1月より当院でビデオ視聴し, 2011年に再診, 協力頂けた方である. 【結果】ビデオ内容については「興味あった」, 「判り易かった」, 「役立にたつ」, が多かった. 視聴前後の自己検診の実施状況は以前より「していた」~「時々していた」が多く, 視聴前「していなかった」から視聴後に「時々している」と自己乳房への意識の変化も認められた. 当院の乳腺外来受診者は, 自己乳房への意識が比較的高いと思われた. 彼女たちに正しい自己検診法や乳癌の知識を伝えることで, さらに家族や知人に拡げていくことが期待された. 自己検診の地道な啓蒙も乳腺クリニックの重要な責務と考えている. |
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ISSN: | 0918-0729 |