O-103 「広島乳がん医療ネットワーク」による広島県内の乳癌検診受診者実数集計
【背景】広島県では, がん対策日本一を目指して, 平成20年から「広島乳がん医療ネットワーク」を構築し, 3年が経過した. 【方法】検診施設(64施設)・診断専門診療施設(49施設)・周術期治療施設(14施設)・フォローアップ治療施設の4群を設定し, それぞれの厳密な登録基準を満たした施設の申告にもとづき, ネットワークに登録した. その詳細は, 平成20年4月から県のHPで公開し, 地域連携パスの普及と併せて県民への周知に努めている. 登録は毎年の更新制とし, 更新の要件として, 登録基準の確認と前年の実績報告を義務付けた. 【結果】検診登録施設の, マンモグラフィ検診受診者総数は, 平成2...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2011, Vol.20 (3), p.339-339 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【背景】広島県では, がん対策日本一を目指して, 平成20年から「広島乳がん医療ネットワーク」を構築し, 3年が経過した. 【方法】検診施設(64施設)・診断専門診療施設(49施設)・周術期治療施設(14施設)・フォローアップ治療施設の4群を設定し, それぞれの厳密な登録基準を満たした施設の申告にもとづき, ネットワークに登録した. その詳細は, 平成20年4月から県のHPで公開し, 地域連携パスの普及と併せて県民への周知に努めている. 登録は毎年の更新制とし, 更新の要件として, 登録基準の確認と前年の実績報告を義務付けた. 【結果】検診登録施設の, マンモグラフィ検診受診者総数は, 平成20年・86,367名, 平成21年・100,162名, 平成22年・109,155名であった. そのうち, 40歳以上の受診者は, 平成20年・76,445名, 平成21年・88,886名, 平成22年・94,217名で, 平成21年の対象人口851,076名に対し受診率19.4%, 平成22年の対象人口857,450名に対し受診率21.4%と算定でき, 上昇傾向が確認できた. 2年連続受診者が, 一部重複しているものの, 本県のシステムは, 対策型検診と任意型検診の総受診者数を把握するうえできわめて有効であり, システムと成果について報告する. |
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ISSN: | 0918-0729 |