O-099 ホルモン補充療法(HRT)がマンモグラフィー検診に及ぼす影響について―所沢市乳癌検診との比較から産婦人科医にできること
[はじめに]婦人科診療においてHRT中の女性にマンモグラフィー(MMG)検診を行う機会は多い. しかしながら, HRTによる乳腺濃度の上昇によるMMGの精度の低下も報告されている. 今回MMG検診による要精査率との比較によりHRTの及ぼす影響を検討する. [方法]当院にてHRT施行中の341例中, HRT開始前にMMG未施行或いはCategory(C)1, 2であった症例のMMG所見と, 06-10年に行われた40才以上の所沢市MMG検診による要精査(視触診異常或いはC3以上)率と比較した. [結果]対象は42~79才(平均56.5才)の58症例. HRTはエストロゲン単剤28例, プロゲステ...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2011, Vol.20 (3), p.338-338 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | [はじめに]婦人科診療においてHRT中の女性にマンモグラフィー(MMG)検診を行う機会は多い. しかしながら, HRTによる乳腺濃度の上昇によるMMGの精度の低下も報告されている. 今回MMG検診による要精査率との比較によりHRTの及ぼす影響を検討する. [方法]当院にてHRT施行中の341例中, HRT開始前にMMG未施行或いはCategory(C)1, 2であった症例のMMG所見と, 06-10年に行われた40才以上の所沢市MMG検診による要精査(視触診異常或いはC3以上)率と比較した. [結果]対象は42~79才(平均56.5才)の58症例. HRTはエストロゲン単剤28例, プロゲステロンとの合剤30例であった. HRT後にC3以上とされたのは16例(28%)であり, 市検診27304人中の要精査1949人(7.1%)に比して有意に高値であった(p |
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ISSN: | 0918-0729 |