BO-232 小乳房マンモトームにおける14Gの有用性

【目的】現在, 非蝕知微細石灰化に対するステレオガイド下マンモトーム生検(以下ST-MMT)が普及しているなか, 当病院では小乳房や皮膚表面付近の11G採取困難症例に対して, 14GによるST-MMTを行っている. 今回14G, ST-MMTの有用性を検討する. 【対象】平成20年5月~平成21年5月までにST-MMTを行った46例中, 14Gでマンモトーム生検を行った, 16例対象. こんにゃくを使用し11Gと14Gの収集体積差を実験し検討した. 【結果】16例中DCIS等悪性と診断された結果は6例であり, 11Gの使用と変わらない成果を得られると考えられる. 採取量には針の太さ, 吸入口の...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2009, Vol.18 (3), p.516-516
Hauptverfasser: 森下真美, 相ヶ瀬あゆ子, 前川加奈, 吉田理佳, 吉儀淳
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】現在, 非蝕知微細石灰化に対するステレオガイド下マンモトーム生検(以下ST-MMT)が普及しているなか, 当病院では小乳房や皮膚表面付近の11G採取困難症例に対して, 14GによるST-MMTを行っている. 今回14G, ST-MMTの有用性を検討する. 【対象】平成20年5月~平成21年5月までにST-MMTを行った46例中, 14Gでマンモトーム生検を行った, 16例対象. こんにゃくを使用し11Gと14Gの収集体積差を実験し検討した. 【結果】16例中DCIS等悪性と診断された結果は6例であり, 11Gの使用と変わらない成果を得られると考えられる. 採取量には針の太さ, 吸入口の広さに違いがあり, 吸引力にも差があると考えられるが, 病理組織としての量は少ないものの, 小乳房の人にも行え, 実際ポジショニング後に乳房厚不足やZが足りない症例に対して, 患者を動かすことなくプローベを交換することにより検査を続けることができるため. 14GにおけるST-MMTは有用と考える.
ISSN:0918-0729