BO-227 デジタルマンモグラフィーを導入して

【背景】診療全体において電子カルテとなり, フィルムレス化が進んでいる. 当院でもマンモグラフィーのみがフィルム出力であった. 2009年2月16日よりGE社のSonographe DSを導入し稼働させ, フィルムレス化を目指した. 【目的】以前のManmmomat3000の時の1人の撮影, マンモトーム生検時間に要する時間と比較検討した. 【方法】マンモグラフィー装置のある部屋の隅で更衣してそこで撮影している. 入室時から退出時までの時間で検討した. 【結果】一般撮影は現像時間(以前は90秒に設定)が短縮したことにより, 平均5分の時間短縮が見られた. マンモトーム生検:以前45~117分,...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2009, Vol.18 (3), p.514-514
Hauptverfasser: 原信介, 青木慶美, 松本友和, 森山徹也, 植木茂
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:【背景】診療全体において電子カルテとなり, フィルムレス化が進んでいる. 当院でもマンモグラフィーのみがフィルム出力であった. 2009年2月16日よりGE社のSonographe DSを導入し稼働させ, フィルムレス化を目指した. 【目的】以前のManmmomat3000の時の1人の撮影, マンモトーム生検時間に要する時間と比較検討した. 【方法】マンモグラフィー装置のある部屋の隅で更衣してそこで撮影している. 入室時から退出時までの時間で検討した. 【結果】一般撮影は現像時間(以前は90秒に設定)が短縮したことにより, 平均5分の時間短縮が見られた. マンモトーム生検:以前45~117分, 平均60分, 最近は平均50分と短縮していた. デジタル7例のうち生検できなかった1例を除くと, 40~52分, 平均44分だった. 【結論】マンモトーム生検の時間の短縮はあまりみられなかった. 機器へのチームの習熟が必要と考えられた. 撮影の時間は短縮されたが, 読影の時間はかなり延長した.
ISSN:0918-0729