BO-162 放射線技師参加によるマンモグラフィ読影の検討
【目的】当院の人間ドックでは2002年に精中医の定める施設認定を取得し, マンモグラフィのみを併用した乳がん検診に開始した. しかしその後, マンモグラフィで指摘しえない乳がん症例が報告され, 2008年4月より乳腺エコーを再導入した. 女性診療放射線技師の超音波検査士への育成が課題であるが, マンモグラフィ読影はエコー技術の向上に必須と考えられる. そこで検診マンモグラフィ読影に放射線技師も参加し, その読影結果を検討したので報告する. 【対象】2009年1月~2009年6月までに当院マンモグラフィ併用検診を受診した1150名を対象にした. 【方法】読影2年未満の撮影技師, 読影5年以上のA...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2009, Vol.18 (3), p.481-481 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】当院の人間ドックでは2002年に精中医の定める施設認定を取得し, マンモグラフィのみを併用した乳がん検診に開始した. しかしその後, マンモグラフィで指摘しえない乳がん症例が報告され, 2008年4月より乳腺エコーを再導入した. 女性診療放射線技師の超音波検査士への育成が課題であるが, マンモグラフィ読影はエコー技術の向上に必須と考えられる. そこで検診マンモグラフィ読影に放射線技師も参加し, その読影結果を検討したので報告する. 【対象】2009年1月~2009年6月までに当院マンモグラフィ併用検診を受診した1150名を対象にした. 【方法】読影2年未満の撮影技師, 読影5年以上のA認定撮影技師, 読影認定医がそれぞれマンモグラフィを読影し, 要精検率ならびに, 読影所見等を比較し検討した. 【結果】総合判定におけるカテゴリー3以上の要精検率は5.8%であった. また, 撮影技師11.7%, A認定撮影技師5.2%, 読影認定医5.4%であった. 総合判定と各読影者の一致率は, 撮影技師46%, A認定撮影技師69%, 読影認定医93%であった. |
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ISSN: | 0918-0729 |