BO-079 当院の日常のデジタルマンモグラフィ品質管理における撮影条件の見直し
【背景】当院ではマンモグラフィガイドラインに基づき毎日画像評価を行っているが, ファントム画像の評価点数が基準を下回る日が見受けられるようになってきた. 【目的】評価基準を満たす画像を得るため撮影条件の見直し, 検討を行う. 【方法】管電圧は28KVとしmAs値を56mAs, 63mAs, 71mAs, 80mAs, 90mAs, 100mAs, 110mAs, 125mAsと変化させ156ファントムを撮影しハードコピーを作成した. この作業を3回繰り返し, 当院のマンモグラフィ認定技師10人により視覚評価を行い点数をつけた. 更にその条件の平均乳腺線量を測定し, 視覚評価と平均乳腺線量両方の...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2009, Vol.18 (3), p.440-440 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【背景】当院ではマンモグラフィガイドラインに基づき毎日画像評価を行っているが, ファントム画像の評価点数が基準を下回る日が見受けられるようになってきた. 【目的】評価基準を満たす画像を得るため撮影条件の見直し, 検討を行う. 【方法】管電圧は28KVとしmAs値を56mAs, 63mAs, 71mAs, 80mAs, 90mAs, 100mAs, 110mAs, 125mAsと変化させ156ファントムを撮影しハードコピーを作成した. この作業を3回繰り返し, 当院のマンモグラフィ認定技師10人により視覚評価を行い点数をつけた. 更にその条件の平均乳腺線量を測定し, 視覚評価と平均乳腺線量両方の基準を満たす条件を検討した. 【結果】1回目は80mAs以上, 2回目と3回目は90mAs以上のとき視覚評価の点数基準を満たすことができた. 平均乳腺線量においては100mAs以上で2mGy以下が望ましいとされる規定線量を超えてしまった. 【結論と考察】視覚評価と平均乳腺線量の結果ら総合的に考えて当院では28KVで90mAs前後になるようにAECを作動させるのがよいと思われた. 試料評価点数が下回ってきた原因については現在検討中である. |
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ISSN: | 0918-0729 |