O-121 当施設における撮影レポートの取り組み

【はじめに】当施設では健診を主な業務とし, 乳がん検診にも積極的に取り組んでいる. しかし読影時間や勤務状況から(読影医は外部の認定医)技師が読影時に立ち会うことが難しい. そのため読影医の依頼もあり, 精度向上を目指して当施設では追加撮影及び撮影レポートの提出を行っている. 【内容】当施設は2003年12月よりデジタル装置を導入し, モニタ読影を採用している. 読影用モニタにて拡大し読影することも可能であるが, それよりも拡大撮影を行った方が情報量は多い. その点に着目し, 撮影時にモニタの拡大鏡を用いて石灰化を確認および必要に応じて拡大撮影を行っている. また, 技師が気付いた点や撮影時に...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2008, Vol.17 (3), p.421-421
Hauptverfasser: 澤田千恵, 工藤真弓, 加藤沙織, 鮒田亜由美, 湯口直也, 高橋伸之
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【はじめに】当施設では健診を主な業務とし, 乳がん検診にも積極的に取り組んでいる. しかし読影時間や勤務状況から(読影医は外部の認定医)技師が読影時に立ち会うことが難しい. そのため読影医の依頼もあり, 精度向上を目指して当施設では追加撮影及び撮影レポートの提出を行っている. 【内容】当施設は2003年12月よりデジタル装置を導入し, モニタ読影を採用している. 読影用モニタにて拡大し読影することも可能であるが, それよりも拡大撮影を行った方が情報量は多い. その点に着目し, 撮影時にモニタの拡大鏡を用いて石灰化を確認および必要に応じて拡大撮影を行っている. また, 技師が気付いた点や撮影時に得た情報を読影医に伝えるため, 問診票にレポートを添付している. 【結果および考察】当施設ではカテゴリ4以上の場合精検受診勧奨を手厚くしており, 早急に精検受診してもらえるよう働きかけをしている. 一方で, 当施設の要精検対象者の95%はカテゴリ3である. 撮影時に気付き拡大撮影を行った画像と拡大撮影を行わなかった画像のカテゴリの違いを検討, またレポートの効果についても検討した結果を報告する.
ISSN:0918-0729