O-118 デジタルマンモグラフィの品質管理基準の検討

【目的】デジタルマンモグラフィの品質管理を実施する上で画質と線量が合格する撮影条件と管理基準が必要となる. そこで画像基準を満足する撮影条件と撮影装置の仕様基準に即した品質管理基準値の検討を行った. 【方法】デジタルシステムは, CR1社, DR2社について検討を行った. 管電圧を26kVから30kV, mAs値を60mAsから100mAsまで変化させ, 富士フイルム社製の1 shot phantom M plusファントムを撮影し, システム感度, CNR, 低コントラスト分解能, ダイナミックレンジなどの変化率を分析し, 精中委の合格基準を満足する撮影条件とその時の管理基準値を求めた. 【...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2008, Vol.17 (3), p.419-419
Hauptverfasser: 小柳仁美, 黒田ひとみ, 清田実, 堀田勝平
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】デジタルマンモグラフィの品質管理を実施する上で画質と線量が合格する撮影条件と管理基準が必要となる. そこで画像基準を満足する撮影条件と撮影装置の仕様基準に即した品質管理基準値の検討を行った. 【方法】デジタルシステムは, CR1社, DR2社について検討を行った. 管電圧を26kVから30kV, mAs値を60mAsから100mAsまで変化させ, 富士フイルム社製の1 shot phantom M plusファントムを撮影し, システム感度, CNR, 低コントラスト分解能, ダイナミックレンジなどの変化率を分析し, 精中委の合格基準を満足する撮影条件とその時の管理基準値を求めた. 【結果と考察】管電圧とmAs値が変わった時の, システム感度, CNR, 低コントラスト分解能, ダイナミックレンジなどの変化率を分析し, 精中委の合格基準を満足する撮影条件とその時の管理基準値を求めることができた. デジタルマンモグラフィシステムを臨床に使用する前に, 読影モニターを含めた合格基準を満足する条件と管理基準値の検討が必要である.
ISSN:0918-0729