O-37 愛知県田原市における超音波併用検診の現状と問題点
愛知県田原市における平成19年度超音波併用乳癌検診の成績を検討する愛知県田原市では, 30歳以上40歳未満の女性を対象に超音波併用検診を施行している. 平成19年度の受診者総数は729人, 要精査率は79人10.8%, 精検受診率は88.6%, 癌発見率は0.13%(DCIS1名), 陽性適中率は1.4%であった. 追跡可能であった要精査症例77例に対してJABTS分類での再検討を行ったところ, カテゴリー1:2:3:4:5がそれぞれ4人:33人:38人:1人:0人であった. JABTS分類では要精査率を5.3%に減少させることができると考えられた. また, 当院で精査施行した57例に追加検査...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2008, Vol.17 (3), p.379-379 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 愛知県田原市における平成19年度超音波併用乳癌検診の成績を検討する愛知県田原市では, 30歳以上40歳未満の女性を対象に超音波併用検診を施行している. 平成19年度の受診者総数は729人, 要精査率は79人10.8%, 精検受診率は88.6%, 癌発見率は0.13%(DCIS1名), 陽性適中率は1.4%であった. 追跡可能であった要精査症例77例に対してJABTS分類での再検討を行ったところ, カテゴリー1:2:3:4:5がそれぞれ4人:33人:38人:1人:0人であった. JABTS分類では要精査率を5.3%に減少させることができると考えられた. また, 当院で精査施行した57例に追加検査として細胞診が施行されたのは8例14%であった. 超音波検診では小さな病変も検出することが可能であるが, それゆえに経過観察となりやすい傾向があると考えられた. |
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ISSN: | 0918-0729 |