O-16 乳がん検診受診者の継続受診を支援するための看護師による情報提供とその評価
【目的】乳がん検診継続受診を支援するための情報提供の有効性を明らかにする. 【方法】「対象」:大阪府下の出張型診察室付デジタルMMG搭載車を用いた同時併用Aの受診者471人 「方法」:自記式質問紙調査法(倫理的に配慮) 「調査内容」:1)受診者の要望を取り入れた内容のリーフレット配布効果(内容:受診者の不安や疑問に思う点・自己触診の必要性等) 2)検診車内更衣スペースを利用した啓発ポスターの掲示効果 3)情報提供後の継続受診意欲の変化期間:2007年11月~2008年1月(10日間)【結果】1)「リーフレットの配布は必要」438人(93%) 「リーフレットの内容は分かった」455人(96%)...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2008, Vol.17 (3), p.368-368 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】乳がん検診継続受診を支援するための情報提供の有効性を明らかにする. 【方法】「対象」:大阪府下の出張型診察室付デジタルMMG搭載車を用いた同時併用Aの受診者471人 「方法」:自記式質問紙調査法(倫理的に配慮) 「調査内容」:1)受診者の要望を取り入れた内容のリーフレット配布効果(内容:受診者の不安や疑問に思う点・自己触診の必要性等) 2)検診車内更衣スペースを利用した啓発ポスターの掲示効果 3)情報提供後の継続受診意欲の変化期間:2007年11月~2008年1月(10日間)【結果】1)「リーフレットの配布は必要」438人(93%) 「リーフレットの内容は分かった」455人(96%) 関心のある内容:「自己触診の大切さ」300人(64%)「定期検診の大切さ」278人(59%) 2)「啓発ポスターの掲示は必要」371人(79%)「情報に関心があるから」157人(33%)「待ち時間が有効に使えるから」155人(33%) 関心のある内容:「早期発見で90%が治る」201人(43%) 「約1人/22人は乳がんを発病」125人(27%) 3)「情報提供後に継続受診意欲向上」393人(83%) 「情報提供に関わらず継続受診意欲あり」36人(8%)【まとめ】今回の情報提供は, 乳がん検診受診者の継続受診支援に有効と考えられる. |
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ISSN: | 0918-0729 |