O-140 読影勉強会でのポジショニングの検討(第1報)-左右別ポジショニング評価

[目的]乳腺密度の高い40歳代へのマンモグラフィ(MMG)の導入, デジタルMMGの普及, 比較読影など, MMG検診には良質の画像のマンモグラムが益々要求される. 当ゼミでは, 平成15年11月に発足以来, 週1回, 医師, 技師によるMMGの読影と画像の検討会を, 平成17年7月からはポジショニング検討会を定期的に行い, その成果を報告してきた. 今回はMLO撮影で多く見られる左右差の改善策を検討した. [対象と方法]10施設(撮影者13名)にて検討会直近に撮影したMMG20~30例について, 精中委施設認定におけるポジショニング評価(24点満点各項目4点満点)に平成18年9月からは左右別...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2007, Vol.16 (3), p.435-435
Hauptverfasser: 中山崇, 平松佐和子, 山本ひとみ, 藤原靖久, 赤堀泰一郎, 金井信博, 原孝彦, 中田恵, 阪本康夫, 石黒志穂, 中川政代, 夏野篤子, 野口真, 阿部宣子, 古妻嘉一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:[目的]乳腺密度の高い40歳代へのマンモグラフィ(MMG)の導入, デジタルMMGの普及, 比較読影など, MMG検診には良質の画像のマンモグラムが益々要求される. 当ゼミでは, 平成15年11月に発足以来, 週1回, 医師, 技師によるMMGの読影と画像の検討会を, 平成17年7月からはポジショニング検討会を定期的に行い, その成果を報告してきた. 今回はMLO撮影で多く見られる左右差の改善策を検討した. [対象と方法]10施設(撮影者13名)にて検討会直近に撮影したMMG20~30例について, 精中委施設認定におけるポジショニング評価(24点満点各項目4点満点)に平成18年9月からは左右別評価(2, 1.5, 1, 0.5, 0点)を追加した. [結果]左右別評価では, 左右が同じ評価点(1.5以上)が最も多く, 左右差がある場合は右の評価点が低い傾向が見られた. [考察]マンモグラムの読影に際しては, 左右がミラーイメージになることが不可欠で, 左右別評価によりポジショニングの良悪の把握, 左右差の原因解明と改善へ繋がることが示唆された. MMGの読影とポジショニング検討の継続から, 更に画像を改.良し読影の向上に役立てたい.
ISSN:0918-0729