P-31 当院における出張乳がん検診について -第2報:マンモグラフィ(MMG)及び超音波装置(US)搭載検診車の現状と課題

【目的】当院はMMG, USを搭載した乳がん検診車による出張検診を行っている. 昨年, 第15回日本乳癌検診学会にて第1報として検診システム及び検診車の概要について報告した. 今回, 導入後2年が経過し現場で使用していて問題点ならびにこれからの課題について報告する. 【方法】2004年度から2005年度の2年間に出張検診を受診した16,866名について, 検診成績及び検診車における問題点とこれからの課題について検討した. 【結果】受診者数16,866名に対し要精検者数971名, 要精検率5.76%, 発見乳がん29名, 乳癌発見率0.172%であった. 検診車における現状と問題点では, 装置の...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2006, Vol.15 (3), p.483-483
Hauptverfasser: 松野俊一, 渋谷智顕, 山本 悟, 竹内 賢, 高橋治海, 眞田容子, 田中史朗, 神谷有希
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】当院はMMG, USを搭載した乳がん検診車による出張検診を行っている. 昨年, 第15回日本乳癌検診学会にて第1報として検診システム及び検診車の概要について報告した. 今回, 導入後2年が経過し現場で使用していて問題点ならびにこれからの課題について報告する. 【方法】2004年度から2005年度の2年間に出張検診を受診した16,866名について, 検診成績及び検診車における問題点とこれからの課題について検討した. 【結果】受診者数16,866名に対し要精検者数971名, 要精検率5.76%, 発見乳がん29名, 乳癌発見率0.172%であった. 検診車における現状と問題点では, 装置のトラブル, フィルム詰まり, フィルムのキズ, ほこり等画像の低下をきたす大きな問題があった. また, 男性技師より女性技師を希望する自治体もあり人的資源の問題もあった. 今後は, 機器の管理を行い装置等トラブルの起こらない様な工夫等を考え, 安定した画質, 診断価値の高い画像を提供していきたい.
ISSN:0918-0729