O-41 スクリーニングマンモグラフィにおける乳癌検出能の検討

【目的】平成16年に厚生労働省通達, 老老発第0427001号によりマンモグラフィを基本とした乳がん検診が示され, 当センターでは平成17年度より乳がん検診受診者全員にマンモグラフィ併用検診を行っている. マンモグラフィを基本とした乳がん検診においては, マンモグラフィの精度が検診精度に大きく影響を与える. そこで今回, マンモグラフィの精度を検討する事を目的として, 平成17年度の発見乳癌症例を見直し, マンモグラフィの乳癌検出能について検討した. 【成績及び方法】当センターの平成17年度の乳がん検診受診者数は40191名(施設検診25997名, 出張検診14194名)で要精検者数(率)19...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2006, Vol.15 (3), p.411-411
Hauptverfasser: 黒蕨邦夫, 安達武彦, 千葉敏也, 北本哲也, 岩渕修司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】平成16年に厚生労働省通達, 老老発第0427001号によりマンモグラフィを基本とした乳がん検診が示され, 当センターでは平成17年度より乳がん検診受診者全員にマンモグラフィ併用検診を行っている. マンモグラフィを基本とした乳がん検診においては, マンモグラフィの精度が検診精度に大きく影響を与える. そこで今回, マンモグラフィの精度を検討する事を目的として, 平成17年度の発見乳癌症例を見直し, マンモグラフィの乳癌検出能について検討した. 【成績及び方法】当センターの平成17年度の乳がん検診受診者数は40191名(施設検診25997名, 出張検診14194名)で要精検者数(率)1998名(4.97%), 発見乳癌数164例(平成18年5月1日現在), 乳癌発見率0.41%であった. これら発見乳癌症例のマンモグラフィを見直し, 以下の項目について検討した. 1)マンモグラフィにおける乳癌検出と視触診での触知の有無 2)撮影方向別乳癌検出能 3)検診方法別(施設検診, 出張検診)乳癌検出能これらに加え, マンモグラフィを併用した乳がん検診の問題点と課題についても報告する.
ISSN:0918-0729