O-24 バス出張検診によるデジタルマンモグラフィとモニタ診断の経験

【はじめに】厚生労働省は視触診とX線写真の読影は同時に実施することを原則とする指針をだしているが, 従来のバス出張検診では無理であった. 当センターでは本年4月よりデジタルマンモ車で同時併用Aによる検診を開始したのでこの半年間の経験を報告する. 【受診者の立場】当センター看護師のアンケートより, 視触診と1次読影の結果が判ること衣服の脱着が1回で済むこと等の長所の反面, 待ち時間が長くなることや受診者数の制限が短所としてあげられた. 【検診医の立場】短所として狭い場所での診察と読影に対するストレスがあり, 長所として1次読影の終了によって業務の効率が良くなることがあげられた. 【モニタ読影の印...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2006, Vol.15 (3), p.402-402
Hauptverfasser: 相川隆夫, 和田公子, 浅井恵美子, 山下賀恵子, 中岡 亮
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【はじめに】厚生労働省は視触診とX線写真の読影は同時に実施することを原則とする指針をだしているが, 従来のバス出張検診では無理であった. 当センターでは本年4月よりデジタルマンモ車で同時併用Aによる検診を開始したのでこの半年間の経験を報告する. 【受診者の立場】当センター看護師のアンケートより, 視触診と1次読影の結果が判ること衣服の脱着が1回で済むこと等の長所の反面, 待ち時間が長くなることや受診者数の制限が短所としてあげられた. 【検診医の立場】短所として狭い場所での診察と読影に対するストレスがあり, 長所として1次読影の終了によって業務の効率が良くなることがあげられた. 【モニタ読影の印象】石灰化はよく判るがその形態の判定や腫瘤の辺縁の評価ならびにFADとして拾い上げるかどうかの判別が難しく感じられたが, 画像を自由に変化させて読影することを習得し経験を重ねることによって読影力が向上するものと思われた. あわせてこの半年間の成績も報告する.
ISSN:0918-0729