PD1-5 マンモグラフィ検診精度向上に向けた地域研究会の広域的取り組み

【はじめに】マンモグラフィ検診の精度向上のためには, 欠損のない, 乳腺組織の伸展した診断能の高いマンモグラムを得ることが重要であり, 施設間および技師間格差があってはならない. そのためには意思統一のされたポジショニング技術の修得が必要であると考え, これまでも各地域で普及活動を行ってきた. 【取組】「安心安全のためのマンモグラフィ検診」をテーマに, 神奈川乳房画像研究会, ぐんまマンモグラフィ合同研究会, 東京ブレストミーティングを中心に, 広域的な普及活動として, 東日本マンモグラフィ合同研究会を2006年5月, 東京ビッグサイトを会場に開催した. 【内容】がん治療体験の講演, 医師・保...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2006, Vol.15 (3), p.375-375
Hauptverfasser: 小林 剛, 萩原 明, 新井敏子, 小山智美, 高橋清治, 町田利彦, 石川光雄, 寺田正巳, 磯 昌宏, 伊藤今日一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【はじめに】マンモグラフィ検診の精度向上のためには, 欠損のない, 乳腺組織の伸展した診断能の高いマンモグラムを得ることが重要であり, 施設間および技師間格差があってはならない. そのためには意思統一のされたポジショニング技術の修得が必要であると考え, これまでも各地域で普及活動を行ってきた. 【取組】「安心安全のためのマンモグラフィ検診」をテーマに, 神奈川乳房画像研究会, ぐんまマンモグラフィ合同研究会, 東京ブレストミーティングを中心に, 広域的な普及活動として, 東日本マンモグラフィ合同研究会を2006年5月, 東京ビッグサイトを会場に開催した. 【内容】がん治療体験の講演, 医師・保健師・放射線技師をパネラーとしたディスカッション, 撮影装置をステージに持ち込みポジショニングについてのライヴ講演を行い, マンモグラフィ検診についての正しい知識と理解を求めた. 【おわりに】同一のアプローチによるポジショニング技術の修得は, マンモグラムの施設間格差の減少にとどまらず, 接遇的な問題の解消にもつながると考えられる. 今後も各地域での活動を継続するとともに地域研究会のつながりを強化し, このような取り組みを続けていきたい.
ISSN:0918-0729