O-14 乳房用X線装置の新しいAECシステム(Flex-AEC)の性能評価
【目的】マンモグラフィー装置で使用されるAECの位置合わせは目視手動のため, センサー位置と乳腺位置の微妙なずれから, 最適な露出が得られないこともあったが, 新しく開発されたFlex-AECは自動的に必要なセンサーが選択されるという全く新しい方式のAECである. 今回われわれは, 1. フィルム濃度の安定性, 2. 操作性, スループットの観点から両者の比較を通じて, Flex-AECの性能評価を行うこととした. 【方法】島津社製SEPIO Primeに新型AECを後付け設置し, 新旧各150例について, 高濃度, 不均一高濃度, 乳腺散在, の3種類の乳腺について, 写真濃度の分布を調査す...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2005, Vol.14 (3), p.391-391 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】マンモグラフィー装置で使用されるAECの位置合わせは目視手動のため, センサー位置と乳腺位置の微妙なずれから, 最適な露出が得られないこともあったが, 新しく開発されたFlex-AECは自動的に必要なセンサーが選択されるという全く新しい方式のAECである. 今回われわれは, 1. フィルム濃度の安定性, 2. 操作性, スループットの観点から両者の比較を通じて, Flex-AECの性能評価を行うこととした. 【方法】島津社製SEPIO Primeに新型AECを後付け設置し, 新旧各150例について, 高濃度, 不均一高濃度, 乳腺散在, の3種類の乳腺について, 写真濃度の分布を調査することにより, 画質の安定性, 操作性, スループットを比較検討した. 【結論】1. 濃度安定性は, Flex-AECでは従来と比較して, やや安定した結果が得られた. 2. 乳房タイプ別では, 不均一高濃度, 高濃度では明らかにFlex-AECの方が安定しているが, 乳腺散在では従来の方が安定していた. 3. スループットは約13%向上することが期待された. 4. C. C等, 乳腺分布の偏移によるセンサー合致不能例の解消が期待される. |
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ISSN: | 0918-0729 |