P-7 当院でのマンモグラフィ(MMG)読影の取り組み~読影システムによる撮影技師のカテゴリー分類の分析

【目的】撮影技師によりMMG読影時にカテゴリー分類の判定を行なった結果を分析する. 【対象と方法】平成15年度撮影したすべてのMMG2方向に対して撮影技師と読影医師は読影コメント用紙にカテゴリー分類の判定をしている. そのどちらかがカテゴリー3以上と判定した場合か, もしくは撮影技師によりカテゴリー1または2でも疑問に思う症例を対象に2週間に一度読影カンファレンスを開いて読影認定医2名により判定し, 技師と医師のカテゴリー分類の読影精度を検討し, その後視触診, 超音波, 細胞診などの結果と合わせて総合的に判断する. カテゴリー分類の方法としては(12, 3, 45)の3種類とする. 【結果】...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2004, Vol.13 (3), p.427-427
Hauptverfasser: 石戸忠雄, 石川弘人, 西川貴博
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】撮影技師によりMMG読影時にカテゴリー分類の判定を行なった結果を分析する. 【対象と方法】平成15年度撮影したすべてのMMG2方向に対して撮影技師と読影医師は読影コメント用紙にカテゴリー分類の判定をしている. そのどちらかがカテゴリー3以上と判定した場合か, もしくは撮影技師によりカテゴリー1または2でも疑問に思う症例を対象に2週間に一度読影カンファレンスを開いて読影認定医2名により判定し, 技師と医師のカテゴリー分類の読影精度を検討し, その後視触診, 超音波, 細胞診などの結果と合わせて総合的に判断する. カテゴリー分類の方法としては(12, 3, 45)の3種類とする. 【結果】平成15年度MMG対象者数2080名4110症例中カテゴリー3以上230名444症例の結果, 149症例の判定に誤りがあり, その内訳は, 読みすぎは115症例で見逃し34症例であった. 【考察】これを参考に医師, 技師のレベルアップを図り, 撮影, 読影精度向上にとりくみたい.
ISSN:0918-0729