1 マンモグラフィ検診における放射線技師のカテゴリー分類の検討
【目的】当センターでは平成13年4月より, マンモグラフィ(以下MMGと略す)を搭載した検診車を用いて, 視触診との併用検診を実施している. 検診車においてMMGを施行した全受診者に対して, 放射線技師がカテゴリー分類を行い, 検診録への記入と病変の所見レポートの添付を行っている. 今回, われわれは放射線技師による所見レポートの精度について検討を行ったので報告する. 【対象と方法】平成14~15年度において, 検診車でMMGを行った受診者総数12, 960名を対象とし, 医師の感度を100とした時の技師の相対感度, 特異度を用いて検討した. 【結果】対象者の中で発見された乳がんは37例(発見...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2004, Vol.13 (3), p.389-389 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】当センターでは平成13年4月より, マンモグラフィ(以下MMGと略す)を搭載した検診車を用いて, 視触診との併用検診を実施している. 検診車においてMMGを施行した全受診者に対して, 放射線技師がカテゴリー分類を行い, 検診録への記入と病変の所見レポートの添付を行っている. 今回, われわれは放射線技師による所見レポートの精度について検討を行ったので報告する. 【対象と方法】平成14~15年度において, 検診車でMMGを行った受診者総数12, 960名を対象とし, 医師の感度を100とした時の技師の相対感度, 特異度を用いて検討した. 【結果】対象者の中で発見された乳がんは37例(発見率0.29%)であり, 技師の相対感度は91.2%, 特異度は93.8%であった. 【考察】MMGにおいて技師の読影力は撮影技術と両輪の関係にあり, 読影力の向上は重要であると考える. 今回, 技師の相対感度は高いと言って良いと考えるが, 所見別に見るとFADなどに対する感度が低く, その所見に重点を置いた勉強が必要と考えられた. |
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ISSN: | 0918-0729 |