57 非触知乳癌の温存率向上について
早期診断の重要性が強調される一方で, 早期例の乳房温存率が低いとの不満がある. 今回, 非触知乳癌(Tnp)の温存率, 及び組織学的断端陽性率ともに比較的良好な成績を得たので報告する. 〔対象と方法〕2002年12月までの12年間における初発乳癌887症例を対象とする. 診断機種は, LORAD M-IV及び腹臥位式のバイオプシーシステム, マンモトーム, 超音波はLOGIQ 700MR, MRIはGYROSCAN, NT 1.5テスラー等である. 〔成績〕初発乳癌に占めるTnpの割合は11%(96/887). 全体の乳房温存率は56%(493/887). Tnpの温存率は71%(68/96)...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 2003, Vol.12 (3), p.376-376 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 早期診断の重要性が強調される一方で, 早期例の乳房温存率が低いとの不満がある. 今回, 非触知乳癌(Tnp)の温存率, 及び組織学的断端陽性率ともに比較的良好な成績を得たので報告する. 〔対象と方法〕2002年12月までの12年間における初発乳癌887症例を対象とする. 診断機種は, LORAD M-IV及び腹臥位式のバイオプシーシステム, マンモトーム, 超音波はLOGIQ 700MR, MRIはGYROSCAN, NT 1.5テスラー等である. 〔成績〕初発乳癌に占めるTnpの割合は11%(96/887). 全体の乳房温存率は56%(493/887). Tnpの温存率は71%(68/96)で, 触知癌に比し, 有意(p |
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ISSN: | 0918-0729 |