18 Mammography微細石灰化像の検討

(目的) MMGにより描出される微細石灰化像を分布および形態からカテゴリー分類し, 石灰化病変の病理学的結果とカテゴリー分類を比較し, 診断精度を検討した. (方法) 平成10年6月より平成14年10月までにMMG上微細石灰化像を呈しカテゴリー分類で3以上と診断し, 病理学的診断が得られた41例を対象とした. ステレオ画像下細胞診により悪性疑いおよび悪性所見を得られた症例に対してBpまたはBqを行ない, 鑑別困難例, 細胞診検体不適正例にはprobe lumpectomyを施行した. (結果) 集族性は29例中16例(55%), 線状, 区域性は11例中10例(91%)が悪性であった. 集族性...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2003, Vol.12 (3), p.356-356
Hauptverfasser: 大村東生, 岡崎稔, 岡崎亮, 渡部芳樹, 照尾優穂, 山岸妃早代, 村上愛, 三神俊彦, 鈴木やすよ, 大島秀紀, 木村幸子, 平田公一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:(目的) MMGにより描出される微細石灰化像を分布および形態からカテゴリー分類し, 石灰化病変の病理学的結果とカテゴリー分類を比較し, 診断精度を検討した. (方法) 平成10年6月より平成14年10月までにMMG上微細石灰化像を呈しカテゴリー分類で3以上と診断し, 病理学的診断が得られた41例を対象とした. ステレオ画像下細胞診により悪性疑いおよび悪性所見を得られた症例に対してBpまたはBqを行ない, 鑑別困難例, 細胞診検体不適正例にはprobe lumpectomyを施行した. (結果) 集族性は29例中16例(55%), 線状, 区域性は11例中10例(91%)が悪性であった. 集族性, 微小円形症例は11例で3例(27%), 集族性, 多形性11例中6例(55%)が悪性であった. 多形性症例は10例全てが悪性であった. (考察) 集族性, 微小円形および淡く不明瞭症例の診断精度を高める必要がある.
ISSN:0918-0729