検診車によるMMG検診の問題点
〔目的〕当センターでは, 2台の検診車を用いて全道160市町村の乳癌検診を実施している. 昨年度より1台の検診車をScreening Mammography(以下SMG)対応のシステムに切り替え50歳以上の希望者にSMG・視触診併用検診を実施したので, この1年間の稼働状況及び問題点について報告する. 〔対象と方法〕1998年度SMG実施希望した40市町村SMG実施数2417件について, 検診成績及びこの間に発生したMMG装置システムの問題点, 改良点について検討した. 〔結果〕今回のSMGは, 40市町村において50歳以上の希望者に対して視触診併用で実施した. SMG実施率は31.9%, 要...
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Veröffentlicht in: | 日本乳癌検診学会誌 1999, Vol.8 (3), p.337-337 |
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Hauptverfasser: | , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕当センターでは, 2台の検診車を用いて全道160市町村の乳癌検診を実施している. 昨年度より1台の検診車をScreening Mammography(以下SMG)対応のシステムに切り替え50歳以上の希望者にSMG・視触診併用検診を実施したので, この1年間の稼働状況及び問題点について報告する. 〔対象と方法〕1998年度SMG実施希望した40市町村SMG実施数2417件について, 検診成績及びこの間に発生したMMG装置システムの問題点, 改良点について検討した. 〔結果〕今回のSMGは, 40市町村において50歳以上の希望者に対して視触診併用で実施した. SMG実施率は31.9%, 要精検率6.1%, SMG発見癌率0.29%であった. 読影は, 当日判定方式及び後日判定方式のいずれかで実施したがすべてWチェックを行なった. 使用装置の冬期間での動作状況については夜間暖房装置追加及び一部結露対策を行なった結果, 極寒時での問題をクリアすることが出来た. 検診車によるSMG検診には様々な問題があり, 特に寒冷地での機器の管理については充分な配慮が必要である. |
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ISSN: | 0918-0729 |