DENSE BREASTにおける超音波検査の意義についての検討

[目的]DENSE BREASTはX線診断では難しいことが多い. そのような症例における超音波検査の意義についてretrospectiveに臨床病理的に検討した. [対象]1992年から1996年までの5年間に診断された乳癌手術例209症例の内, X線診断でDENSE BREASTと診断されるWolf分類でのDY相当の15症例 [結果]DENSE BREASTの割合は全乳癌手術例の7.2%で, 若年者に多く認められた. X線検査では33%に, 超音波検査では80%に何らかの所見が描出された. DENSE BREASTのうち超音波検査で描出されなかったものは腫瘤の大きさは0.5cm以下, 組織型...

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Hauptverfasser: 南雲功, 渡辺出, 佐藤俊行, 白戸勝美, 秋山憲義, 雨宮明文
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:[目的]DENSE BREASTはX線診断では難しいことが多い. そのような症例における超音波検査の意義についてretrospectiveに臨床病理的に検討した. [対象]1992年から1996年までの5年間に診断された乳癌手術例209症例の内, X線診断でDENSE BREASTと診断されるWolf分類でのDY相当の15症例 [結果]DENSE BREASTの割合は全乳癌手術例の7.2%で, 若年者に多く認められた. X線検査では33%に, 超音波検査では80%に何らかの所見が描出された. DENSE BREASTのうち超音波検査で描出されなかったものは腫瘤の大きさは0.5cm以下, 組織型では差はなかった. [結論]DENSE BREASTの診断に超音波検査は, 非常に有用である.
ISSN:0918-0729