6. 特定保健指導の成果に関連する要因について
メタボ予備群と該当群に初回支援を行い, 本人が同意した場合に継続支援を追加する方式の特定保健指導を行った. 初回支援のみ(以下初回群)と継続支援完了(以下継続群)の場合について支援タイプの選択に関連する要因を検討し, 指導効果の有無に関連する要因について検討した. 対象は40・50歳代の指導半年後評価が終了した男性社員154名で, 初回群は134名, 継続群は20名であった. 継続群の割合は50歳代と交代勤務従事者で有意に少なく, 継続群は全例が健診当日に保健指導を受けていた. 半年後の腹囲と体重の自己申告が, それぞれ1cm減と1kg減で効果ありとした場合, 腹囲減効果と関連する項目はなかっ...
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Veröffentlicht in: | 産業衛生学雑誌 2010, Vol.52 (2), p.100-100 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | メタボ予備群と該当群に初回支援を行い, 本人が同意した場合に継続支援を追加する方式の特定保健指導を行った. 初回支援のみ(以下初回群)と継続支援完了(以下継続群)の場合について支援タイプの選択に関連する要因を検討し, 指導効果の有無に関連する要因について検討した. 対象は40・50歳代の指導半年後評価が終了した男性社員154名で, 初回群は134名, 継続群は20名であった. 継続群の割合は50歳代と交代勤務従事者で有意に少なく, 継続群は全例が健診当日に保健指導を受けていた. 半年後の腹囲と体重の自己申告が, それぞれ1cm減と1kg減で効果ありとした場合, 腹囲減効果と関連する項目はなかったが, 体重減効果にはメタボ該当群であることに有意な関連があり, 継続群であることが関連する傾向を認めた. 対象者の体重を1kg減らすのに要した保険者負担費用は, 初回群が3,620円, 継続群が7,560円だった. |
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ISSN: | 1341-0725 |