7. 富山県内の小規模事業場における過重労働対策の取組み状況
【目的】富山県内の従業員50人未満の小規模事業場における, 過重労働対策のひとつである長時間労働者に対する医師による面接指導制度の取組み状況を明らかにする. 【方法】県内の従業員50人未満の小規模事業場約1,600社を抽出して, アンケート調査票を送付し, 平成20年9月1日現在の状況について回答をもとめた. 【結果および考察】556社(回収率33.5%)から回答を得た. 従業員の時間管理は, 90%以上の事業場で対応がなされ, 長時間労働防止については半数程度の事業場が組織的に努力していた. 時間外・休日労働時間が, 80時間を超える該当者のいる事業場の31.4%は, 何の対応もしていなかっ...
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Veröffentlicht in: | 産業衛生学雑誌 2010, Vol.52 (1), p.55-55 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】富山県内の従業員50人未満の小規模事業場における, 過重労働対策のひとつである長時間労働者に対する医師による面接指導制度の取組み状況を明らかにする. 【方法】県内の従業員50人未満の小規模事業場約1,600社を抽出して, アンケート調査票を送付し, 平成20年9月1日現在の状況について回答をもとめた. 【結果および考察】556社(回収率33.5%)から回答を得た. 従業員の時間管理は, 90%以上の事業場で対応がなされ, 長時間労働防止については半数程度の事業場が組織的に努力していた. 時間外・休日労働時間が, 80時間を超える該当者のいる事業場の31.4%は, 何の対応もしていなかった. 100時間を超える該当者のいる事業場の25%は, 何の対応もしておらず, 医師による面接指導を行っている事業場は, 31.3%に過ぎなかった. 今後も本制度を周知させる取組みは重要である. |
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ISSN: | 1341-0725 |