29. 酸化コバルト曝露指標としての尿中コバルト濃度

【目的】 曝露された酸化コバルトの経時的変化の検討と, 曝露濃度と尿中コバルト濃度の相関関係を検討した. 【対象と方法】 「調査1」 3交替制男性16名を対象に1クール間の勤務日作業前後と, 次クールの初日作業前と最終日作業後の尿中コバルト濃度を測定した. 「調査2」別の男性16名を対象に曝露濃度と作業後の尿中コバルト濃度を測定した. 測定は5日間勤務の第1, 3, 5日目に行い, 保護具着用のない場合のみを検討した. 【結果】 「調査1」 尿中コバルト濃度は作業前に比べ作業後は増加したが, 翌日には前値に復した. 「調査2」 22回分のデータがプロットでき, 非喫煙群ではr=0.81であった...

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Veröffentlicht in:産業衛生学雑誌 2009, Vol.51 (5), p.89-89
Hauptverfasser: 藤尾智紀, 安井史郎, 道辻広美, 實森千香子, 石原敬康, 本迫郷宏, 植村理, 坂本史彦, 宮上浩史, 福田昌宏
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】 曝露された酸化コバルトの経時的変化の検討と, 曝露濃度と尿中コバルト濃度の相関関係を検討した. 【対象と方法】 「調査1」 3交替制男性16名を対象に1クール間の勤務日作業前後と, 次クールの初日作業前と最終日作業後の尿中コバルト濃度を測定した. 「調査2」別の男性16名を対象に曝露濃度と作業後の尿中コバルト濃度を測定した. 測定は5日間勤務の第1, 3, 5日目に行い, 保護具着用のない場合のみを検討した. 【結果】 「調査1」 尿中コバルト濃度は作業前に比べ作業後は増加したが, 翌日には前値に復した. 「調査2」 22回分のデータがプロットでき, 非喫煙群ではr=0.81であった. 【考察】 尿中コバルト濃度は以前の曝露に大きな影響を受けないこと, またその日の曝露濃度と作業後の尿中コバルト濃度の間に強い相関関係があることから, 少なくとも非喫煙群では当日の曝露指標として尿中コバルト濃度は有用であることが示唆された.
ISSN:1341-0725