11. 定期健康診断前体重管理のアプローチ

健康への意識が高まる定期健康診断という機会に向けて, 体重増加予防・肥満予防のため2007年度の健診2ヶ月前から2つの取り組みを企画・実施した. 「からだスリム化計画」は, 従業員約3,600名に対してのポピュレーションアプローチとして, ポスター掲示, 食堂に卓上メモを設置, PRイベントの実施, イントラホームページへの掲載等のインパクトを重視した事前広報と情報提供を行い, 増加傾向にあった男性肥満陽性率は0.3%減少した. 「三☆爽☆路 倶楽部~the second fight~」は, 35歳到達者92名に対しての30歳時に次ぐ節目教育として, 健診前後に全4回リーフレット等を送付し,...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:産業衛生学雑誌 2009, Vol.51 (5), p.85-85
Hauptverfasser: 出口宏美, 翠亜希子, 西川美和, 上田千鈴, 鎌塚千賀子, 小林喜美代, 横川昭一, 小坂英俊
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:健康への意識が高まる定期健康診断という機会に向けて, 体重増加予防・肥満予防のため2007年度の健診2ヶ月前から2つの取り組みを企画・実施した. 「からだスリム化計画」は, 従業員約3,600名に対してのポピュレーションアプローチとして, ポスター掲示, 食堂に卓上メモを設置, PRイベントの実施, イントラホームページへの掲載等のインパクトを重視した事前広報と情報提供を行い, 増加傾向にあった男性肥満陽性率は0.3%減少した. 「三☆爽☆路 倶楽部~the second fight~」は, 35歳到達者92名に対しての30歳時に次ぐ節目教育として, 健診前後に全4回リーフレット等を送付し, 男性肥満陽性率は30歳以降初めて減少, 2006, 2007年度の生活習慣の比較から, 「栄養バランス」, 「1日の適正飲酒量」, 「運動習慣」の項目についても改善がみられた.
ISSN:1341-0725