4. 中国におけるトリクロロエチレン皮膚肝障害患者の曝露量の推定

中国のトリクロロエチレン(TCE)使用職場では, 重症薬疹に酷似した全身性皮膚肝障害が多発し問題となっている. 本研究の目的は, 近年の患者の尿中TCE代謝物量を明らかにすることである. 半減期を57.6時間(Ikedaら1973)として推定した曝露終了時の尿中トリクロロ酢酸濃度は, 2002年に入院した患者(n=19)で63～1,163(幾何平均値284)mg/l, 2005-2006年の患者(n=32)では17～708(幾何平均値145)mg/lであり, 群間に有意差(p...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:	産業衛生学雑誌 2009-01, Vol.51 (1), p.11-11
Hauptverfasser:	上島通浩, 王海蘭, 山田直泰, 黄漢林, 伊藤由起, 李来玉, 柳場由絵, 岡村愛, 那須民江
Format:	Artikel
Sprache:	jpn
Online-Zugang:	Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:	中国のトリクロロエチレン(TCE)使用職場では, 重症薬疹に酷似した全身性皮膚肝障害が多発し問題となっている. 本研究の目的は, 近年の患者の尿中TCE代謝物量を明らかにすることである. 半減期を57.6時間(Ikedaら1973)として推定した曝露終了時の尿中トリクロロ酢酸濃度は, 2002年に入院した患者(n=19)で63～1,163(幾何平均値284)mg/l, 2005-2006年の患者(n=32)では17～708(幾何平均値145)mg/lであり, 群間に有意差(p
ISSN:	1341-0725