39. 神奈川県歯周疾患予防推進事業について

職域における口腔の健康づくりを推進する上で, 歯周疾患の予防が重要課題である. しかし, 事業所によっては, 歯科健診の内容や費用および依頼先がわからないために実施されていない場合も多い. そこで, 神奈川県の歯科医師会, 歯科衛生士会, 大学, 行政が連携し, 平成16年度より神奈川県歯周疾患予防推進事業を展開してきた. 平成16年度はモデル施設において歯科健診, 質問票調査, 歯科保健指導を実施し, 歯周組織検査と質問票を解析し「歯周疾患自己診断票」を考案した. 平成17年度は「歯周疾患自己診断票」を用いて, 歯科保健指導を行った. 平成18年度には, 事業効果を再評価し, 職場における歯...

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Veröffentlicht in:産業衛生学雑誌 2008-03, Vol.50 (2), p.71-71
Hauptverfasser: 品田佳世子, 鶴本明久, 平田幸夫, 渡辺晃子, 本田正代, 中川律子, 鴨志田義功, 大橋伸一, 佐嶌正之, 今村嘉宣, 三国誠文
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:職域における口腔の健康づくりを推進する上で, 歯周疾患の予防が重要課題である. しかし, 事業所によっては, 歯科健診の内容や費用および依頼先がわからないために実施されていない場合も多い. そこで, 神奈川県の歯科医師会, 歯科衛生士会, 大学, 行政が連携し, 平成16年度より神奈川県歯周疾患予防推進事業を展開してきた. 平成16年度はモデル施設において歯科健診, 質問票調査, 歯科保健指導を実施し, 歯周組織検査と質問票を解析し「歯周疾患自己診断票」を考案した. 平成17年度は「歯周疾患自己診断票」を用いて, 歯科保健指導を行った. 平成18年度には, 事業効果を再評価し, 職場における歯周疾患予防実現に向けて, 内容, 予算, 時間および人数に応じて選択できる「職場における歯周疾患予防プログラム」及び「歯周疾患自己診断票」と歯肉の自己評価を支援する写真を掲載した「歯周疾患セルフチェック」を作成したので報告する.
ISSN:1341-0725