3.近畿圏で働く産業看護職の蓄積疲労度とストレス状況の実態 -第1報
職業性のストレスを感じている労働者が増える今日,産業看護職が自らのストレス状況を把握しストレスマネジメントを行うことは労働者へより一層充実した支援につながると考え,近畿圏で働く産業看護職の蓄積疲労度とストレス状況を明らかにすることを目的として本研究を行った.調査は近畿産業看護部会に所属する看護職347名に対し蓄積疲労度自己診断チェックリスト,JCQストレス調査票を用い郵送式質問表による調査を実施し158名から回答を得た(回収率45.5%).蓄積疲労の実態は仕事による負担度が低いと考えられる0~1点が最も多く67.7%だった.JCQ得点は低ストレス群が89%を占めた.悩みがある人は全体の82.6...
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Veröffentlicht in: | 産業衛生学雑誌 2007-03, Vol.49 (2), p.70-70 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 職業性のストレスを感じている労働者が増える今日,産業看護職が自らのストレス状況を把握しストレスマネジメントを行うことは労働者へより一層充実した支援につながると考え,近畿圏で働く産業看護職の蓄積疲労度とストレス状況を明らかにすることを目的として本研究を行った.調査は近畿産業看護部会に所属する看護職347名に対し蓄積疲労度自己診断チェックリスト,JCQストレス調査票を用い郵送式質問表による調査を実施し158名から回答を得た(回収率45.5%).蓄積疲労の実態は仕事による負担度が低いと考えられる0~1点が最も多く67.7%だった.JCQ得点は低ストレス群が89%を占めた.悩みがある人は全体の82.6%と高く,仕事の質・内容,家族の健康,やりがい,産業医以外の上司,スタッフ間の人間関係と多岐にわたった.今後,悩みの内容と蓄積疲労度,ストレスの関連をより具体的に検討して行く必要があると考えられた. |
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ISSN: | 1341-0725 |