16. 小規模事業場における身体活動向上のためのトランスセオレティカル・モデル(TTM)の導入

小規模事業場の労働者を対象に, トランスセオレティカル, モデル(TTM)に基づいた支援を加えた身体活動向上プログラムを実施し, その効果を明らかにすることで今後のTTMの活用について検討した. 対象者は, Y社(通信システム)従業員39名のうち身体活動向上プログラム開始時, 終了時, 終了1ヵ月後の歩行記録があり, すべての調査票に回答の得られた男性22名. 4週間の身体活動向上プログラムのみを実施する群(対照群)10名, TTMに基づいた支援を加えた身体活動向上プログラムを実施する群(TTM群)12名であった. 調査項目は, 体重, 体脂肪, 予防的保健行動と一般性セルフ, エフィカシーと...

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Veröffentlicht in:産業衛生学雑誌 2005-09, Vol.47 (5), p.235-235
Hauptverfasser: 石井敦子, 石竹達也, 山野ヒデ子, 瀧井宏隆
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:小規模事業場の労働者を対象に, トランスセオレティカル, モデル(TTM)に基づいた支援を加えた身体活動向上プログラムを実施し, その効果を明らかにすることで今後のTTMの活用について検討した. 対象者は, Y社(通信システム)従業員39名のうち身体活動向上プログラム開始時, 終了時, 終了1ヵ月後の歩行記録があり, すべての調査票に回答の得られた男性22名. 4週間の身体活動向上プログラムのみを実施する群(対照群)10名, TTMに基づいた支援を加えた身体活動向上プログラムを実施する群(TTM群)12名であった. 調査項目は, 体重, 体脂肪, 予防的保健行動と一般性セルフ, エフィカシーとした. 終了1ヵ月後に歩数及び予防的保健行動において, 対象群は減少傾向がみられたのに対しTTM群は維持していたことから, 運動習慣の維持に向けての支援方法としてTTMの活用が期待される.
ISSN:1341-0725