肥満と冠動脈硬化症の各危険因子との関連について

肥満と冠動脈硬化症の各危険因子との関連について:米田武ほか.NTT大阪中央健康管理所-職域における定期健康診断の検査結果より, 中年男性の肥満度(BMI)と冠動脈硬化症の危険因子の出現頻度との関連について検討した.その結果, BMIの増加に伴い高血圧, 高脂血症, 耐糖能異常, 高尿酸血症の出現頻度は全て, 増加傾向を示した.また, 総コレステロール値, トリグリセライド値, LDL-コレステロール値, HbA_lc等の平均値も同様にBMIの増加に伴い上昇する傾向がみられたが, HDL-コレステロールの平均値は逆に減少する傾向が認められた....

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Veröffentlicht in:産業衛生学雑誌 1998/03/20, Vol.40(2), pp.41-45
Hauptverfasser: 米田, 武, 川上, 弘子, 喜多, 晶子, 田頭, 早世, 松浦, 恵, 松岡, 陽太郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:肥満と冠動脈硬化症の各危険因子との関連について:米田武ほか.NTT大阪中央健康管理所-職域における定期健康診断の検査結果より, 中年男性の肥満度(BMI)と冠動脈硬化症の危険因子の出現頻度との関連について検討した.その結果, BMIの増加に伴い高血圧, 高脂血症, 耐糖能異常, 高尿酸血症の出現頻度は全て, 増加傾向を示した.また, 総コレステロール値, トリグリセライド値, LDL-コレステロール値, HbA_lc等の平均値も同様にBMIの増加に伴い上昇する傾向がみられたが, HDL-コレステロールの平均値は逆に減少する傾向が認められた.
ISSN:1341-0725
1349-533X
DOI:10.1539/sangyoeisei.KJ00001989820