体脂肪率とBMIによる肥満の質的解釈と成人病とのかかわりについて

体脂肪率とBMIを指標に用いて肥満の質と成人病との関わりについて考察を行った. [対象及び方法]H6年度に人間ドックを受けた35歳以上60歳未満の男性1,458名. 体脂肪率は近赤外分光法体脂肪計(ケット科研BFT3000)により測定し, BMI算出, 血圧, 肝機能, 脂質, 尿酸, 血糖値の異常判定には当協会の判定基準により各項目内で一つでも異常値を有するとき有所見とした. [結果及び考察]1.BMIと体脂肪率との相関はあまり高くなく, (r=0.54)体脂肪率20~25%に属する受診者が一番多い. 2.BMIの増加と共に成人病各疾患の有所見率は増加してくる. 3.BMI...

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Hauptverfasser: 平井学, 山崎健一郎, 石見寿康, 高島正
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:体脂肪率とBMIを指標に用いて肥満の質と成人病との関わりについて考察を行った. [対象及び方法]H6年度に人間ドックを受けた35歳以上60歳未満の男性1,458名. 体脂肪率は近赤外分光法体脂肪計(ケット科研BFT3000)により測定し, BMI算出, 血圧, 肝機能, 脂質, 尿酸, 血糖値の異常判定には当協会の判定基準により各項目内で一つでも異常値を有するとき有所見とした. [結果及び考察]1.BMIと体脂肪率との相関はあまり高くなく, (r=0.54)体脂肪率20~25%に属する受診者が一番多い. 2.BMIの増加と共に成人病各疾患の有所見率は増加してくる. 3.BMI
ISSN:1341-0725