心と身 - 個体レベルのシステム科学としての薬理学
2010年にアゴラ執筆の機会をいただき, 「心(こころ)と身(からだ) - 個体レベルのシステム科学としての薬理学 -」という文章を寄稿した. その執筆を機に, 北海道大学で研究室を主宰してから6年目という時点で, 自らの研究の位置づけや, 今後進むべき方向を改めて考えることができた. あれから13年が過ぎ, 再び, アゴラ執筆の機会をいただいた. 13年前に思い描いたような研究ができているのか? 再度, 自らの研究の現状や, 今後進むべき方向を考え, あと5年余りとなった定年までの時間を有効に使って研究を進めていくための良い機会をいただいたと思い, 13年前と同じタイトルで本原稿を執筆してい...
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Veröffentlicht in: | 日本薬理学雑誌 2023-11, Vol.158 (6), p.425-426 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 2010年にアゴラ執筆の機会をいただき, 「心(こころ)と身(からだ) - 個体レベルのシステム科学としての薬理学 -」という文章を寄稿した. その執筆を機に, 北海道大学で研究室を主宰してから6年目という時点で, 自らの研究の位置づけや, 今後進むべき方向を改めて考えることができた. あれから13年が過ぎ, 再び, アゴラ執筆の機会をいただいた. 13年前に思い描いたような研究ができているのか? 再度, 自らの研究の現状や, 今後進むべき方向を考え, あと5年余りとなった定年までの時間を有効に使って研究を進めていくための良い機会をいただいたと思い, 13年前と同じタイトルで本原稿を執筆している. 「痛みの情動的側面に関する研究」国際疼痛学会による痛みの定義が2020年に改訂され, その日本語訳は, 「組織損傷が実際に起こった時あるいは起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験, あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」となっている. |
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ISSN: | 0015-5691 |