努力は実る! ~過去, 現在そして未来へ

メリーランド州立大学の今井哲司先生のご紹介にてエッセイを執筆させていただくことになりました. 増田隆博と申します. 現在, 九州大学大学院薬学研究院薬理学分野において, 井上和秀教授のもと, 特任助教として日々研究に励んでおります. 毎号楽しみにしているリレーエッセイの執筆機会を頂きましたので, 本当はやや凝ったエッセイにしたいところではありますが, 如何せん文才が劣るため読者の先生方にとって少しでも気分転換になれば幸いです. 先日, 私のボスである井上教授が年会長を務められた第86回日本薬理学会年会が成功裏に終わり平穏を取り戻したラボで, ふとこれまでの自分について振り返っていました. 今か...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本薬理学雑誌 2013-09, Vol.142 (3), p.146-146
1. Verfasser: 増田隆博
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:メリーランド州立大学の今井哲司先生のご紹介にてエッセイを執筆させていただくことになりました. 増田隆博と申します. 現在, 九州大学大学院薬学研究院薬理学分野において, 井上和秀教授のもと, 特任助教として日々研究に励んでおります. 毎号楽しみにしているリレーエッセイの執筆機会を頂きましたので, 本当はやや凝ったエッセイにしたいところではありますが, 如何せん文才が劣るため読者の先生方にとって少しでも気分転換になれば幸いです. 先日, 私のボスである井上教授が年会長を務められた第86回日本薬理学会年会が成功裏に終わり平穏を取り戻したラボで, ふとこれまでの自分について振り返っていました. 今から約10年前, 薬学部に入学した当初の私は, 正直に言うと研究者という道に全く憧れがなく, 自分には無縁であると決めつけていました. しかし, 学部3年時に研究室に配属され, 初めて"研究"というものに触れてからは, 研究者を生業にすると決意するまでそれほど長い時間を要しませんでした.
ISSN:0015-5691