大学における研究指導について思うこと

久留米大学医学部薬理学講座の外角直樹先生からご紹介をいただきました東北大学大学院薬学研究科細胞情報薬学分野の守屋孝洋と申します. “Vox nova”は薬理学会を担う若手の研究者がリレー形式で思いを語るエッセイとのことですが, 私の研究生活は薬学部の4年生で研究室に配属されてから今年の4月ではや15年間が経ってしまい, 「若手」と自称するには気がひけてしまう今日この頃ですが, 科学研究費の申請資格ではぎりぎり今年まで「若手」ですので, 僭越ながら今回リレーエッセイを書かせていただくことになりました. さて, どのようなことを書けばよいのか少々悩みましたが, これを機に自分がずっと若かった頃にど...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本薬理学雑誌 2007-06, Vol.129 (6), p.474-475
1. Verfasser: 守屋孝洋
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:久留米大学医学部薬理学講座の外角直樹先生からご紹介をいただきました東北大学大学院薬学研究科細胞情報薬学分野の守屋孝洋と申します. “Vox nova”は薬理学会を担う若手の研究者がリレー形式で思いを語るエッセイとのことですが, 私の研究生活は薬学部の4年生で研究室に配属されてから今年の4月ではや15年間が経ってしまい, 「若手」と自称するには気がひけてしまう今日この頃ですが, 科学研究費の申請資格ではぎりぎり今年まで「若手」ですので, 僭越ながら今回リレーエッセイを書かせていただくことになりました. さて, どのようなことを書けばよいのか少々悩みましたが, これを機に自分がずっと若かった頃にどのように育てられて, 研究の世界に足を踏み入れることができるようになったのかを思い出し, また, これから研究をはじめられる学生さん達に対する教育のあり方についても考えてみたいと思います.
ISSN:0015-5691