第110回日本薬理学会近畿部会

会期：2006年11月10日(金), 会場：ぱ・る・るプラザ京都 部会長：京都薬科大学薬理学教室 河野茂勝 第110回近畿部会を11月10日に京都駅前のぱ・る・るプラザ京都にて開催致しました. 本教室の前教授, 大幡勝也先生が第70回の近畿部会を開催されたのは丁度20年前ということになります. 当日は, 暖かな陽光の下, 300名以上の方々にご参加頂きました. 一般口演に予想を上回る90題もの演題の応募があり, 口演会場を4会場にし, 発表形式はこれまでの近畿部会の方法を受け継いだ液晶プロジェクターを利用した口演によるプレゼンテーションとしました. また, 今回は「口演時間+質疑応答時間」をこれまでの「9分+3分」から「8分+3分」に変更するとともに, 円滑な運営を期して, 各演題の間に演者の交代および紹介の時間として1分を設けました. 座長の先生方のお陰を持ちまして, 期待通り円滑に進行され, また極めて活発な討論をして頂きました. また, 学会と並行して, 市民公開講座「明日も健やかに生きるために」を開催し, 多くの市民の方々のご参加を頂きました. 昼食時の学術評議員会におきましては, 92名の評議員の先生方のご参加の下, 三品昌美理事長のご挨拶を頂いた後, 各種委員会報告, ならびに第80回年会会長の鍋島俊隆教授(名古屋大学・院・医)および第111回近畿部会会長の野村隆英教授(藤田保健衛生大学・医)による各学会の準備状況のご説明を頂きました. また, 第112回近畿部会の会長には大和谷 厚教授(大阪大学・院・医), 第113回近畿部会の会長には川博己教授(岡山大学・院・医歯薬)が選出されました. 午後5時30分より開催しました懇親会においては, 多くの先生方にご参加頂き, 会長挨拶に引き続き, 来賓代表として京都薬科大学学長の西野武志先生よりご挨拶を頂き, その後, 名誉会員の高折修二先生より心温まるご挨拶を賜りました. 岐阜薬科大学学長の永井博弌先生の乾杯のご発声の後, 参加の皆様には終始和やかな雰囲気のもとご歓談を頂きました. 最後になりましたが, ご参加頂きました諸先生方, そして本学会の運営に当り, スタッフとしてご協力頂きました京都薬科大学の病態生理学教室(谷口隆之教授), 薬物治療学教室(竹内孝治教授)および臨床薬理学教室(中田徹男教授)の教職員および院生・学生の皆様に厚く御礼申し上げます. さらに, 本学会の開催に当たり, ご援助頂きました関係企業の諸社に, 深謝申し上げます. [第111回近畿部会は野村隆英教授(藤田保健衛生大・医・薬理)により主宰されます]