側坐核shellへのmuscimol局所投与の摂食に及ぼす影響
【目的】脳内マイクロダイアライシス法を用いてGABA_A agonistであるmuscimolの摂食に対する影響をみるために側坐核shellへmuscimolを投与し, 摂食量と側坐核shellの細胞外dopamine(DA)濃度の変動を指標に検討した. 【対象と方法】Wistar系雄性ラット(260-320g)を用い, ペントバルビタール麻酔下にI字型透析プローブを側坐核shell(BregmaよりA:1.7mm, L:1.0mm, V:8.0mm)に植え込み, 48時間後よりRinger液を灌流した. 灌流液の速度は, 2μl/minで20分毎にsamplingを行い, DAピークの安定を...
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Veröffentlicht in: | 日本薬理学雑誌 2001, Vol.117 (3), p.68-68 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】脳内マイクロダイアライシス法を用いてGABA_A agonistであるmuscimolの摂食に対する影響をみるために側坐核shellへmuscimolを投与し, 摂食量と側坐核shellの細胞外dopamine(DA)濃度の変動を指標に検討した. 【対象と方法】Wistar系雄性ラット(260-320g)を用い, ペントバルビタール麻酔下にI字型透析プローブを側坐核shell(BregmaよりA:1.7mm, L:1.0mm, V:8.0mm)に植え込み, 48時間後よりRinger液を灌流した. 灌流液の速度は, 2μl/minで20分毎にsamplingを行い, DAピークの安定を確認後以下の実験を行いDA値と摂食量の変動をみた. 1)無処置で摂食させた. 2)muscimol 100μMを120分間局所投与したが摂食はさせなかった3)muscimol 100μM, 10μM, 1μM各々120分間局所投与し, 同時に摂食させた. |
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ISSN: | 0015-5691 |