新しいタイプの膜結合型グアニル酸シクラーゼ活性, SAT-GCへのSphingolipidの効果について

Sphingolipidは細胞分化, apoptosis等, 多種の細胞機能の調節に関与している. sphingosine 1-phosphateは膜受容体(EDG_1 ,EDG_3 )を介して細胞機能を調節していることが報告されている. 私共は新しい膜結合型のグアニル酸シクラーゼ(GC), SAT-GCおよびCFG-GCについて報告したが, CFG-GCの精製過程で, 本酵素活性に影響を与える因子(GCM)を酵素分画から分離した. この因子にはタンパク質(37kd)の他に, sphingolipidsが含まれることが判明し, これらがGCMの作用の本体である可能性が示唆された. そこで, 私...

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Hauptverfasser: 頼仲平, 高野正子, Luo, Shiwen, 麻川武雄
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:Sphingolipidは細胞分化, apoptosis等, 多種の細胞機能の調節に関与している. sphingosine 1-phosphateは膜受容体(EDG_1 ,EDG_3 )を介して細胞機能を調節していることが報告されている. 私共は新しい膜結合型のグアニル酸シクラーゼ(GC), SAT-GCおよびCFG-GCについて報告したが, CFG-GCの精製過程で, 本酵素活性に影響を与える因子(GCM)を酵素分画から分離した. この因子にはタンパク質(37kd)の他に, sphingolipidsが含まれることが判明し, これらがGCMの作用の本体である可能性が示唆された. そこで, 私共が報告するもう一方の新しいタイプのGCであるSAT-GC(SH感受性, ATP依存性グアニル酸シクラーゼ)に対するsphingolipidsの効果を検討した.
ISSN:0015-5691