新クマリン系殺鼠剤に関する研究(第4報): 新クマリン系殺鼠剤の薬理学的研究
「緒言」著者等は新クマリン系殺鼠剤の実験用ネズミ類に対する基礎的研究, 野ネズミおよび半家住性ネズミに対する基礎的研究および半家住性ネズミに対する応用的研究において, Tl Coumarin-3-carboxylate(G-100), 6-Coumarinylamine coumarin-3-carboxylate(G-22)およびCoumarin-3-carboxylic acid(G-1)の各化合物が比較的優秀な殺鼠効果を有し, とくにG-100には殺鼠剤としての応用の可能性があることを報告した. よって著者はさらにG-100を中心としてこれらの化合物の薬理学的研究, すなわち中枢神経系に...
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Veröffentlicht in: | 日本薬理学雑誌 1965/07/20, Vol.61(4), pp.292-297 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」著者等は新クマリン系殺鼠剤の実験用ネズミ類に対する基礎的研究, 野ネズミおよび半家住性ネズミに対する基礎的研究および半家住性ネズミに対する応用的研究において, Tl Coumarin-3-carboxylate(G-100), 6-Coumarinylamine coumarin-3-carboxylate(G-22)およびCoumarin-3-carboxylic acid(G-1)の各化合物が比較的優秀な殺鼠効果を有し, とくにG-100には殺鼠剤としての応用の可能性があることを報告した. よって著者はさらにG-100を中心としてこれらの化合物の薬理学的研究, すなわち中枢神経系に対する作用, シロネズミの挙動に及ぼす影響, 循環器系および呼吸器系に対する作用, 末梢神経系および器管に対する作用, とくに消化管に対する作用および血液に対する作用等を詳細に検討したところ若干の知見を得たのでここに報告する. |
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ISSN: | 0015-5691 1347-8397 |
DOI: | 10.1254/fpj.61.292 |