腸管嚢胞性気腫症を来した脊髄性筋萎縮症I型の小児例
「要旨」腸管嚢胞性気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis; PCI)は腸管壁内に小嚢胞状の気腫が形成された状態であり, 小児での報告は稀である. 今回我々は持続する粘血便を契機にPCIに気付かれ, 高濃度酸素療法が有効であった脊髄性筋萎縮症I型の9歳女児例を経験した. 特徴的な画像所見を把握していればより早期にPCIを発見できた可能性があったため症例報告する....
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Veröffentlicht in: | 日本小児放射線学会雑誌 2022, Vol.38(2), pp.97-102 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」腸管嚢胞性気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis; PCI)は腸管壁内に小嚢胞状の気腫が形成された状態であり, 小児での報告は稀である. 今回我々は持続する粘血便を契機にPCIに気付かれ, 高濃度酸素療法が有効であった脊髄性筋萎縮症I型の9歳女児例を経験した. 特徴的な画像所見を把握していればより早期にPCIを発見できた可能性があったため症例報告する. |
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ISSN: | 0918-8487 2432-4388 |
DOI: | 10.20844/jspr.38.2_97 |