外国文献紹介
近年, 進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対する治療選択において, EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子転座の検索は欠かすことのできないものとなっている. ALK融合遺伝子転座検索においては組織診検体におけるFISHあるいはIHCが必須となっているが, 日常臨床においては容易に組織採取が困難な症例も認められることから, ALK融合遺伝子転座検索における細胞診検体での検査系の確立が望まれるところである. 「Minca EC, Lanigan CP, Reynolds JP, et al. ALK status testing in non-small-cell lung carcinoma by...
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Veröffentlicht in: | 気管支学 2015/05/25, Vol.37(3), pp.363 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 近年, 進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対する治療選択において, EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子転座の検索は欠かすことのできないものとなっている. ALK融合遺伝子転座検索においては組織診検体におけるFISHあるいはIHCが必須となっているが, 日常臨床においては容易に組織採取が困難な症例も認められることから, ALK融合遺伝子転座検索における細胞診検体での検査系の確立が望まれるところである. 「Minca EC, Lanigan CP, Reynolds JP, et al. ALK status testing in non-small-cell lung carcinoma by FISH on ThinPrep slides with cytology material. J Thorac Oncol. 2014;9:464-468.」 217人の進行NSCLC患者から, 2012年12月から2013年8月までの174人の連続症例から採取した179検体を含め230検体を採取した. |
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ISSN: | 0287-2137 2186-0149 |
DOI: | 10.18907/jjsre.37.3_363 |