外国文献紹介

呼吸器内科医から腫瘍内科医に転身して10年が過ぎ, 呼吸器学関連の文献を詳細に見ることにはご無沙汰している. 日常の肺がん診療において, 気管支学との接点は, 診断と気道狭窄に対するインターベンションであることが多い. 中枢気道の狭窄で, まさに窒息寸前の状況から気道ステントを挿入することで息を吹き返し, さらにその後の治療も可能になる症例をしばしば経験するが, インターベンションの適応の判断は, 多分に経験的であるように思われる. 中枢気道狭窄に対するインターベンションの成功確率や予後因子, さらにQuality of Life(QOL)についての検討が報告されていたので取り上げてみた....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 2014/03/25, Vol.36(2), pp.217
1. Verfasser: 武田, 晃司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:呼吸器内科医から腫瘍内科医に転身して10年が過ぎ, 呼吸器学関連の文献を詳細に見ることにはご無沙汰している. 日常の肺がん診療において, 気管支学との接点は, 診断と気道狭窄に対するインターベンションであることが多い. 中枢気道の狭窄で, まさに窒息寸前の状況から気道ステントを挿入することで息を吹き返し, さらにその後の治療も可能になる症例をしばしば経験するが, インターベンションの適応の判断は, 多分に経験的であるように思われる. 中枢気道狭窄に対するインターベンションの成功確率や予後因子, さらにQuality of Life(QOL)についての検討が報告されていたので取り上げてみた.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.36.2_217