超音波気管支鏡(気管支鏡セミナーより)

「1. はじめに」 軟性気管支鏡が開発され40年以上経過したが1, 最近10年のこの分野の進歩は著しく, 超音波気管支鏡2, 3, 自家蛍光気管支鏡4, narrow band imaging5, ナビゲーション6, 7, 細径気管支鏡8, 9, 細径超音波プローブ6, 9, 10といった新しい内視鏡や検査器具が開発され, 検査成績の向上に大きく貢献している. 中でも超音波気管支鏡の登場は画期的で, それまで難しかった気管支鏡による縦隔病変の評価を可能にし, 気管支鏡検査の適応を広げるとともに, 気管支鏡の検査成績を著しく向上させた. 超音波気管支鏡を用いた針生検(endobronchial...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 2011/09/25, Vol.33(5), pp.356-360
Hauptverfasser: 沖, 昌英, 村上, 靖, 堀, 和美, 船橋, 依理子, 坪井, 理恵, 岡, さおり, 足立, 崇, 龍華, 美咲, 村田, 直彦, 小暮, 啓人, 北川, 智余恵, 坂, 英雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」 軟性気管支鏡が開発され40年以上経過したが1, 最近10年のこの分野の進歩は著しく, 超音波気管支鏡2, 3, 自家蛍光気管支鏡4, narrow band imaging5, ナビゲーション6, 7, 細径気管支鏡8, 9, 細径超音波プローブ6, 9, 10といった新しい内視鏡や検査器具が開発され, 検査成績の向上に大きく貢献している. 中でも超音波気管支鏡の登場は画期的で, それまで難しかった気管支鏡による縦隔病変の評価を可能にし, 気管支鏡検査の適応を広げるとともに, 気管支鏡の検査成績を著しく向上させた. 超音波気管支鏡を用いた針生検(endobronchial ultrasound-guided transbronchial needle aspiration;EBUS-TBNA)は比較的新しい検査法であるが, その正確性や安全性はほぼ確立しており, 呼吸器内視鏡医は検査方法を習得しておく必要がある.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.33.5_356