4.気管支肺放線菌症の2例(第83回日本呼吸器内視鏡学会近畿支部会)

【症例1】60歳, 男性. 主訴は喀血. 胸部CTにて右下葉に空洞病変を認め, 同部にて行なった気管支洗浄液から多数の菌糸を認めた. 肺放線菌症の診断にてペニシリンを投与したところ速やかに陰影は改善した. 【症例2】64歳. 男性. 検診の胸部X線にて異常陰影を指摘. 胸部CTにて右下葉S6に3.4×24cm大の塊状陰影を認めた. 右肺底区は気管支結石で閉塞しており, 同部の洗浄液, 生検組織から放線菌を認めた. その後自然喀石し陰影は急速に軽快した....

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Veröffentlicht in:気管支学 2008/09/25, Vol.30(5), pp.330
Hauptverfasser: 塩田, 哲広, 佐藤, 篤靖, 森田, 成彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【症例1】60歳, 男性. 主訴は喀血. 胸部CTにて右下葉に空洞病変を認め, 同部にて行なった気管支洗浄液から多数の菌糸を認めた. 肺放線菌症の診断にてペニシリンを投与したところ速やかに陰影は改善した. 【症例2】64歳. 男性. 検診の胸部X線にて異常陰影を指摘. 胸部CTにて右下葉S6に3.4×24cm大の塊状陰影を認めた. 右肺底区は気管支結石で閉塞しており, 同部の洗浄液, 生検組織から放線菌を認めた. その後自然喀石し陰影は急速に軽快した.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.30.5_330_4