14.コンベックス走査式超音波気管支鏡を用い縦隔リンパ節生検施行した3症例の検討(一般演題,第14回 日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会)

コンベックス走査式超音波気管支鏡開発, 販売され, 一般に使用できるようになり, 最近3症例に使用してみたので報告する. 症例1は66歳男性. 肺腺癌症例で, No3の縦隔リンパ節転移の有無確認のため, 症例2は小細胞肺癌でやはり, No3の縦隔リンパ節転移の有無確認のため. 症例3は91歳女性で, 末梢肺のTBLBで診断つかず, No7の縦隔リンパ節腫大部を穿刺吸引して確信目的で施行した. いずれも, 血管との関係が良くわかり, リアルタイムに安全に生検を施行することが出来, 診断を付けることが出来た. 今まで, 臨床病期を決定するときや, 気管支内でない中枢側の病変診断が縦隔鏡がない場合,...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 2006/05/25, Vol.28(4), pp.318
Hauptverfasser: 荒木, 潤, 渡辺, 正実, 小田, 敏郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:コンベックス走査式超音波気管支鏡開発, 販売され, 一般に使用できるようになり, 最近3症例に使用してみたので報告する. 症例1は66歳男性. 肺腺癌症例で, No3の縦隔リンパ節転移の有無確認のため, 症例2は小細胞肺癌でやはり, No3の縦隔リンパ節転移の有無確認のため. 症例3は91歳女性で, 末梢肺のTBLBで診断つかず, No7の縦隔リンパ節腫大部を穿刺吸引して確信目的で施行した. いずれも, 血管との関係が良くわかり, リアルタイムに安全に生検を施行することが出来, 診断を付けることが出来た. 今まで, 臨床病期を決定するときや, 気管支内でない中枢側の病変診断が縦隔鏡がない場合, 困難なことが多かったが, 症例によっては, コンベックス走査式超音波気管支鏡により安全に生検が可能となり, 有用であると思われた.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.28.4_318_1