20.気管支内視鏡にて診断確定したWegener肉芽腫症の1例(第111回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会)

【症例】61歳女性. H.12に定期健診の胸Xpにて胸部異常陰影指摘. H.13.1気管支鏡検査施行. 擦過細胞診, BAL細胞にてclassII, Grocott stainにてfungi(-). 抗酸菌培養, PCR陰性. 一般細菌培養Normal floraのみ. RA定性, ACE, Tumor marker, β-Dグルカン, アスペルギルス抗原, 抗体, クリプトコッカス抗原, 抗体, マイコプラズマ抗体, 寒冷凝集反応すべて正常範囲内. それ以降, 半年毎に胸部CTのf/u. H.15.10陰影の増強が認められたためTBLB施行し, 病理組織より肉芽腫認め, またPR3ANCA陽...

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Veröffentlicht in:気管支学 2005/01/25, Vol.27(1), pp.90
Hauptverfasser: 駒崎, 義利, 林, 宏紀, 馬場, 久美子, 楢戸, 律子, 上村, なつ, 榎本, 達治, 渋谷, 泰寛, 中村, 清一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【症例】61歳女性. H.12に定期健診の胸Xpにて胸部異常陰影指摘. H.13.1気管支鏡検査施行. 擦過細胞診, BAL細胞にてclassII, Grocott stainにてfungi(-). 抗酸菌培養, PCR陰性. 一般細菌培養Normal floraのみ. RA定性, ACE, Tumor marker, β-Dグルカン, アスペルギルス抗原, 抗体, クリプトコッカス抗原, 抗体, マイコプラズマ抗体, 寒冷凝集反応すべて正常範囲内. それ以降, 半年毎に胸部CTのf/u. H.15.10陰影の増強が認められたためTBLB施行し, 病理組織より肉芽腫認め, またPR3ANCA陽性であったため, Wegener肉芽腫と診断がついた1例について報告する. またこの症例は自覚症状が乏しく, 上気道症状がなかった.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.27.1_90_4