9.人工呼吸管理後に発症した気管狭窄の1例(第28回日本呼吸器内視鏡学会中部支部会)

【症例】63歳男性. 平成14年1月9日急性心筋梗塞発症し人口呼吸管理術施行されている. 5月頃より喘鳴, 呼吸困難感を認めるようになり, 5月29日当科紹介受診. 気管支鏡検査にて重度の気管狭窄を認め, 同日緊急気管切開術を施行. 気管支鏡下半導体レーザー治療するも再狭窄を来した. 精査中に胃癌(IIa sm)を認め8月1日胃全摘術を施行した後, 平成14年9月9日に気管形成術を施行. 平成16年4月現在再狭窄は認めていない. 人工呼吸管理後の重篤な気管狭窄は比較的稀と考え報告した....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 2005/01/25, Vol.27(1), pp.81
Hauptverfasser: 石黒, 崇, 澤, 祥幸, 吉田, 勉, 村川, 信司, 東, 健一郎, 安田, 博之, 渡辺, 元博
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:【症例】63歳男性. 平成14年1月9日急性心筋梗塞発症し人口呼吸管理術施行されている. 5月頃より喘鳴, 呼吸困難感を認めるようになり, 5月29日当科紹介受診. 気管支鏡検査にて重度の気管狭窄を認め, 同日緊急気管切開術を施行. 気管支鏡下半導体レーザー治療するも再狭窄を来した. 精査中に胃癌(IIa sm)を認め8月1日胃全摘術を施行した後, 平成14年9月9日に気管形成術を施行. 平成16年4月現在再狭窄は認めていない. 人工呼吸管理後の重篤な気管狭窄は比較的稀と考え報告した.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.27.1_81_3